FlutterでFlavorによる環境分けを行ったらVS Codeのlaunch.jsonを編集しよう

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Flutter開発において、開発環境と本番環境を分けた場合、対象のmainファイルやFlavorを指定する必要があります。

そのため、環境を分ける前は F5 キーで手軽に Start Debuggingできていたものが使用できなくなってしまいます。

しかし、 Start Debugging(F5) での起動構成はlaunch.json を編集することで指定できるのでこちらのファイルを編集します。

⌘ + shift + P で開いたコマンドパレットで Debug: Open launch.json を実行するか、Runメニューの歯車アイコンクリックでlaunch.json開くことができます。

「▷…」には現在選択中の起動設定が表示されます。

launch.json を開いたら、「Add Configuration...」を押すか、既存の configurations を書き換えます。

例:開発環境でDebug

以下は僕が使っているconfigurationです。

{
"name": "Flutter Debug-Development",
"request": "launch",
"type": "dart",
"program": "lib/main_development.dart",
"args": [
"--debug",
"--flavor",
"development",
]
},
  • "program": "lib/main_development.dart" でメインファイルを指定します。
  • "args" で複数の引数を指定できます。
    "--debug" もしくは "--release"
    "--flavor" に続き "development""production" というようにFlavorを指定します。

launch.json ファイルの全体は以下を参考にしてください。

configurations は複数設定できるので、releaseモードかつdevelopment環境のconfigurationsを追加してみました。

これで F5 キーを押すだけでDebug Runを行うことができるようになりました。

Configurationsに複数のコンフィギュレーションを登録した場合、Runメニューからも変更できますが、以下のVS Code最下部バーにも現在選択中のをコンフィギュレーションが表示されているので、クリックして選ぶこともできます。

ご閲覧ありがとうございました!

少しでもお役に立てたのならば、Clap👏いただけたら嬉しいです!

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村松 龍之介@riscait (MURAMATSU Ryunosuke)

I’m App Developer. Flutter (iOS, Android, Web) and Firebase. Tesla Model 3.